俺様ワガママ主人×めいど


「あっぶねー、せっかく作ってやった資料投げんなよ」

潤弥はそれを楽にキャッチすると、そのまま桐島に手渡した。



「――っ、エラソーに言うなっ!!誰も頼んでないしっ、それに」


「それに、なんだよ?」



「あんなの守れるわけないし、やる気もないっ、そもそもなんであたしが専属メイドとかやらなきゃいけないわけ?!」


一気にしゃべると、そのまま潤弥を睨みつけた。


いきなり専属メイドとかありえない

てか、あいつの下でこき使われるなんて絶対イヤ

屈辱、ってか堪えられない


何がなんでも

「専属メイドなんて絶対イヤっ!!」



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