俺様ワガママ主人×めいど

すると

フッと鼻で笑った音とともに奴は席を立ち、

「ちょ‥!」



「俺に逆らう権利なんてお前にはねぇんだよ」

顎を持たれ、顔を至近距離まで近づけた。

ちょ‥‥!!

近い近いっ!!

奴の手をなんとか離そうとするけどそれはビクともしない。

「は、はな、」

馬鹿力めっ‥!!


「なに顔赤くしてんだよ」

「赤くなんてないっ!!」

「その顔で言うか?」

叫ぶように言うけれど、奴は余裕こきまくりの表情で、それがまた一層ムカついた。

「なに、緊張?恥ずかしがってんの?
それとも俺に‥‥」



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