【中】好きになりました、付き合ってください!!
「真里亜…?」


何でいんの?

つかお前、今……


はぁ〜…。


「……約束しなかったっけ?」


本当は今すぐ抱きしめたい気持ちを抑えながら、少しでも真里亜に近付くため歩く。


「え?」


「"観に来てもいいけど、騒ぐなよ"って」


また真里亜が俺を見てる。

そんなことが堪らなくうれしくて…笑顔が簡単に溢れ出す。




「試合終わるまで待ってろ。今度は逃げんなよ?」


もう逃がさねぇよ?


今回のことでよく分かった。


俺には真里亜が…必要だ。




ピーッ!!




< 100 / 244 >

この作品をシェア

pagetop