【中】好きになりました、付き合ってください!!
目をパチクリさせて俺を見てる真里亜。




かと思えば、また涙を浮かべて。




「じょーずげぐーんっ」


たぶん俺の名前を呼びながら、抱き着いてきた。


はぁー…。


まじでどうしようもない奴だ。


「……泣くなって」


真里亜を落ち着かせるために、優しく頭を撫でる。


すると真里亜の腕に力が入った。




……そういえば、真里亜から抱き着いてくるのって初めてだよな。


それだけのことに、俺の胸はまた音を増す。




「真里亜」


「ん?」


俺の声に真里亜が少しだけ顔を上げたとき……




そっと唇を合わせた。




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