【中】好きになりました、付き合ってください!!
「もうあんな急にしないから」


「ち、違……うの」


また真っ赤になって俯く真里亜。


次の言葉に不安がないって言ったら嘘になる。




「いいい嫌だったわけじゃないよ…?」


今何て…?


「はははは恥ずかくて…。あたしこそ態度悪くてごめんなさい」


シュンって縮まってしまった。




……そっか、よかった。


「わわっ」


真里亜の頭を引き寄せて、ギュッと抱きしめた。

そして耳元で呟く。


「バーカ……じゃーさ、またしてもいいってこと?」


「ふぇ!?う……うん」


うんって言ったな?

体を離して、ゆっくり右手で頬を触る。




ドキッ




真っ赤になりながらも、俺から目を離さない。


そんな表情に胸が鳴る。
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