【中】好きになりました、付き合ってください!!
キーンコーンカーンコーン




救いのチャイム!!


「なんだ…もう昼休み終わりか」


でも確かに…あっという間だったな。

次はいつ会えるのかな…?


「んじゃ教室戻るかー」


ガタッ


バサッ


亮佑くんが立ったと同時に、何かが床に落ちた。




「亮佑くん落ちたよー?」


「あ、さんきゅ」


落ちたものを拾い上げる。

わっ…学年違うと色が違うんだ〜、へぇ〜……

ん?


「亮佑くん!?何これーっ」


信じられないっ!!

こんな大切なこと秘密にしておくなんて!!


「何って…さっき落ちてたとかで、担任にもらったんだよ」


「そうじゃなくて…!!」


誰もそんなこと聞いてない!!


あたし今、怒ってるんだよ!?
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