【中】好きになりました、付き合ってください!!
目を真ん丸にして驚いてる真里亜に、続けて話す。


「束縛はしたくない。だけど不安。尾田が真里亜のこと好きだったら…どうすんだよ」


自分の言ってることが女々しくて、まともに真里亜の顔を見れない。




「それって……嫉妬?」


ドキッ


正に図星で、顔が赤くなるのが分かる。


「わ、悪いかよっ」


「今日…廊下で抱きしめたのも?」


う…っ!!

そういえば、そんなことしたな…。




ガバッ


「おわ!?」


慌てた俺に対し、笑顔の真里亜。


「えへへ♪」


いきなり抱き着かれたら、誰でも驚くって。
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