【中】好きになりました、付き合ってください!!
「……それよりさ、もう行けば?」
「え?」
急に真面目な顔になる莉子に驚いた。
「今の変な亮佑なんかいらなーい。早くあの子のとこにでも行けばー?」
莉子…。
「何よー、早くしないと気が変わるかもよ?」
「へ?あ、あぁ…」
ゆっくりと立ち上がってドアに向かった。
真里亜には早く会いたいけど……
この場を離れることに少しだけ寂しさを感じる。
ドアの前で振り返ると、莉子がこっちを見ずに言った。
「……ありがとう」
「…………っ」
あの莉子から発せられたとは思えない言葉に、声をなくしてしまった。
莉子とはよくケンカもしたし、トラブルもかなりあった。
ムカつくときもあったし、うざいと思うこともあった。
それでも……
いつでも一番近くにいた莉子。
二人で笑ったことも、バカしたことも数え切れない。
これからは違う道だけど。
俺はRIKOのファンだから…ずっと応援してる。
俺の方こそ、ありがとう。
「え?」
急に真面目な顔になる莉子に驚いた。
「今の変な亮佑なんかいらなーい。早くあの子のとこにでも行けばー?」
莉子…。
「何よー、早くしないと気が変わるかもよ?」
「へ?あ、あぁ…」
ゆっくりと立ち上がってドアに向かった。
真里亜には早く会いたいけど……
この場を離れることに少しだけ寂しさを感じる。
ドアの前で振り返ると、莉子がこっちを見ずに言った。
「……ありがとう」
「…………っ」
あの莉子から発せられたとは思えない言葉に、声をなくしてしまった。
莉子とはよくケンカもしたし、トラブルもかなりあった。
ムカつくときもあったし、うざいと思うこともあった。
それでも……
いつでも一番近くにいた莉子。
二人で笑ったことも、バカしたことも数え切れない。
これからは違う道だけど。
俺はRIKOのファンだから…ずっと応援してる。
俺の方こそ、ありがとう。