【中】好きになりました、付き合ってください!!
抱きしめていた腕を離して、ベンチに座る真里亜と少し距離を置いて立つ。
「亮佑くん?」
暑苦しいだけだった夏の夜も、いつの間にか涼しげな風を運んでくるようになった。
真里亜はふわふわ飛んでいきそうな奴だけど、だからって焦ってるわけではない。
俺のものだ!!って見せ付けてやりたいけど、ずっと隠していたい気もするし。
これから先、真里亜が泣くときも笑うときも…隣にいるのが俺でありますように。
まだまだ小せぇ俺だけど、君のために生きたいって本気で思ってる。
出会ったきっかけとか、一緒にいた時間は問題じゃねぇよな?
今、俺が心から願うのは君の幸せだけ。
「真里亜、俺と結婚してください」
月明かりに照らされた真里亜の顔が、いつもよりずっと大人に見えた。
それは、すごく……綺麗だった。
「亮佑くん?」
暑苦しいだけだった夏の夜も、いつの間にか涼しげな風を運んでくるようになった。
真里亜はふわふわ飛んでいきそうな奴だけど、だからって焦ってるわけではない。
俺のものだ!!って見せ付けてやりたいけど、ずっと隠していたい気もするし。
これから先、真里亜が泣くときも笑うときも…隣にいるのが俺でありますように。
まだまだ小せぇ俺だけど、君のために生きたいって本気で思ってる。
出会ったきっかけとか、一緒にいた時間は問題じゃねぇよな?
今、俺が心から願うのは君の幸せだけ。
「真里亜、俺と結婚してください」
月明かりに照らされた真里亜の顔が、いつもよりずっと大人に見えた。
それは、すごく……綺麗だった。