【中】好きになりました、付き合ってください!!
「あの!!いきなりすみません。この子夢見る少女って呼ばれてて…現実がわかってないんですよっ」


なぜか目の前で麗奈が謝ってる。


「あ、いやいや…こいつこそ彼女と別れたばっかで、適当なこと言ってんすよ」


なぜかりょうすけくんの友達が答えた。




むむむむ。


「ちゃんと現実見てるよ!!一目惚れしちゃったんだもん!!好きだと思ったんだもん!!」


気が付いたら、体が勝手に動いてた。


「俺も適当じゃねぇよ?なんつーか…俺を元気にしてくれる子なような気がした」


わわわわ!!


その言葉に、さらにりょうすけくんが好きになるあたし。


これが恋じゃなかったら何!?




あたしはたった今、確かに恋に落ちたの。
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