【中】好きになりました、付き合ってください!!
「バカじゃん。逃げてどうすんのよ?」
「だって……」
「もう一回真里亜の気持ち伝えて、先輩の気持ちも聞きなさい」
そんなことしても、あのときみたいに笑ってくれないよ?
告白なんてするんじゃなかった。
こんな気持ちになるぐらいなら、止めておけばよかった。
恋がこんなに辛いことだなんて、知らなかったよ。
亮佑くんのこと、こんなに好きになるなんて全然知らなかったよ…。
「いいからとりあえず携帯の電源入れなさい。持ってはいるんでしょ?」
「……うん」
渋々鞄の中から携帯を探る。
「だって……」
「もう一回真里亜の気持ち伝えて、先輩の気持ちも聞きなさい」
そんなことしても、あのときみたいに笑ってくれないよ?
告白なんてするんじゃなかった。
こんな気持ちになるぐらいなら、止めておけばよかった。
恋がこんなに辛いことだなんて、知らなかったよ。
亮佑くんのこと、こんなに好きになるなんて全然知らなかったよ…。
「いいからとりあえず携帯の電源入れなさい。持ってはいるんでしょ?」
「……うん」
渋々鞄の中から携帯を探る。