【中】好きになりました、付き合ってください!!
それからまじで眠り続けた。


少し教室がざわついてきて、顔を上げると調度授業が終わったようだった。




……夢だったらいいのに。


起きて一番最初に思ったのは、そんなこと。

情けねぇな。




どこかで無駄だと思いながらも、携帯を耳にあてる。

けど聞こえてきたのは、アナウンスじゃなくてプルル…という呼び出し音!!


ガバッと勢いよく起き上がる。

一気に目が覚めた。




でもいくら待っても、真里亜の声はしなかった。


俺はそのまま真里亜の教室まで走った。




「真里亜!!」
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