ぼくとあたしの恋物語's
メールの返事を書こうと思ったけど。
涙でキーが打てやしない。

駄目だね。

ここまでやられてるとは思わなかったよ。
星の数ほど男をモノにしてきた私がこんなこと思ってるなんて。

そうだよ、
もっといい男がいるじゃないか。
すぐそばに。


そうやって弱く崩れそうな心を立て直す。
でも、涙は止まらない。
相変わらずキーボードは見えない。

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