believe in destiny~絆~


「ううん、俺一人で舞い上がっちゃってなんか…」


「それだけ、樹里のこと考えてくれたんでしょう!?うれしいよ」



樹里の笑顔が俺をいつも和ませてくれる。




「ありがとう」


「どういたしまして」


ふふっと笑う樹里。
いつまでも見ていたいと思う。



「じゃあ、あさっては海に連れてってよ!」



「海?」


「うん」


「まだ少し早くない?」


今はまだ5月だ。
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