ライバルは男の子!?
ライバルの心境
そして数時間後。
「ま・さ・きぃぃぃぃーーーーーー!!!!」
そこには、
はちまき、うちわを持って踊り狂うあたしの姿があった。
「ちょっとお前叫ぶなって…
もうライブ終わったし。
つーか何でお前の方がハマってんだよ…。」
「だってまさきがあんなにかっこいいだなんて知らなかったんだもん!!
今日からファンになった♪」
佐堂はなぜかあたしよりテンションが低く、
無邪気なあたしを見てフッと苦笑いした。
「ちょっと佐堂っ…なにあんたテンション低い!!」