惚れたアイツにヤケドする?!


「ゲームはあまり支障はないけど


 この際、続けるか続けないか…」



「続けるに決まってんじゃんっ。」




あたしはヒロが言い終わる前に言った。




「話それだけ?あー、道草くった。


 ステラ(モール)行って気分転換しよ~っと。」




あたしはそう言ってドリンクバー代をテーブルに置き


席を立った。




「怒ってんのか?」


「当たり前のこと聞かないでよ。」




後ろから聞こえるヒロの声。


愛しいのに今は聞きたくない。





「あたしをちゃんとした女にしてくれるんじゃなかったの?」




ちゃんと人を好きになれるような女に・・・



心の隅っこでは期待してた。





でも、残念だ。




あたしの勘違いだったみたい。




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