惚れたアイツにヤケドする?!
「うそっ!可愛くなってるね!」
って、まっつんが言ってどうすんねん。
松本先生はいつものヘラヘラした笑い方で笑う。
そういや、ずっと前のノートの事はヒロが何とかしてくれた。
「お前のクラスに化学の課題出すから今、取りに来て。」
「えー!?課題とか絶対やんないし!」
「まぁーそういわずに♪」
あたしはしぶしぶと
まっつんの後について行き
化学室に向かった。
「っで、課題は?」
化学室の倉庫まで来させなれた。
まっつんはニコッと笑う。
「んなの無いよ。」
「はぁ!?なにそれっ!意味分かんねぇー!」
まっつんはクスッと笑い顔を近付ける。
「見た目が変わっても性格は変わらないんだね…。」
あたしは後ろに後ずさり、
壁に行き止まると
まっつんはあたしの両手をつかんだ。
顔が近い…息がかかる。
「男と遊んでるんだって?
どれくらい上手いのか見せてよ。」
「みっ…見せるわけないじゃない!」
あたしにはヒロが居るんだから…。
「じゃあ…力ずくしかないか。」
ひいっ…。
ヒロッ…!
助けて…!
「先生、何やってんの?
警察呼びますよ?」