Clean
向かった先は――


学校のすぐ傍の交差点。



「今日はお前の17才の誕生日だな…。」



学校の裏側の道だから人気がない。



「お前が居なくなってから,もう2年だ。直。お前は俺を愛していたか??兄貴としてじゃなく……1人の男として…。」


そう話しかけた時,ザアッと風が吹いた。


まるで返事をするかのように…


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