短*dreamlove



「じゃぁ解散しよっか」


という幹事の舜くん?



みたいな名前の人が、そう言ったから、合コンは終わった。



あたし酔ったけど…頑張って1人で帰ろうと思った時…



由奈が寛貴くんの所まで走って来た。



なんだろう?と思ったら…



「ごめん―寛貴くん!愛美連れて帰ってあげて!ここからずっとまっすぐに行ってあのコンビニで左に曲がったすぐのマンションの418号室だから…ごめんね」



由奈はそう言ってあたしに微笑むと舜くんの所に行き、2人寄り添って帰って行った。



心配そうな寛貴くん。たぶん寛貴くんは酔ってるあたしをちゃんと送っていけるか心配なんだね…



寛貴くんが急にこっちを向いたのであたしは笑顔で微笑み返すと、肩を支えながら歩き始めた寛貴くん…



あたしの心の中も知らないで…そんなに優しくされたら…



もっと好きになっちゃうよ…



いいのかな?好きになっても…



今回はいい?



でも…フラレるのが怖いよ…



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