ひとりごち~足跡帳~

リベンジ the OKINAWA No.3

無事、沖縄に降り立ちました。

福岡の夜はトップシークレットです。

とんこつラーメンも屋台も縁がなかったとだけ言っておきます。

さて、沖縄。

台風一過の抜けるような青空です。

一日丸損しましたのでホテルにつくやいなや海へと繰り出しました。

真っ青な海へいざゆかん!

今回のツアーにはマリンスポーツチケットがついてます。

バナナボート、シーカヤック、グラスボート

グラスボートはトラウマになったのでパス。

やたらがらすきだったのでバナナボートに申し込みました。

読んで字のごとく、バナナの形のボートです。

市販のゴムボートよりは丈夫で触ってみると意外に固い。

ジェットスキーで牽引してもらって海を颯爽と走り抜ける、らしい。

と、いうのは天気がいいにも関わらずマリンスポーツやってるひとは数えるほど。

それもほとんどがモーター系を自分で運転しており私たちのような誰かに連れて行ってもらおうとする他力本願なヤツラがいない。

受け付けの兄さんにライフジャケットを渡され勇んで着込みます。

ボートにまたがると妙に股上が気になりますが回りの人も同じ状況なので
郷に入れば郷に従うのが正しい楽しみかたでしょう。

5人ほどの観光客を乗せガソリンのにおい(割りにすき)を楽しみながら大海原に出発です。

最初はトロトロと徐行運転ですがギアでも入れ替えたか、ジェットスキーは急加速します。

しょせんバナナと高をくくっておりましたが思ったより気合の入った乗り物らしくどんどん沖へ。

体感速度時速60キロ!
ジェットコースターより早いんじゃ?

周りを楽しむ余裕はありません。

ただ、ひたすらバナナの取っ手にしがみついてニーグリップ!
バイクじゃなくてバナナだけど・・・。

と、そのとき


ジェットスキーの兄さん、ハンドルをめいっぱい右に切ってエッジをかけます。

牽引されてる乗り物の常でバナナは急旋回にはついていけません。

横すべるようにバナナは海面をなぎ倒されます。

上に乗ってる人間は当然頭から海中にダイブ!

わけがわからぬまま、深海に投げ出されました。
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