最後の恋
「兄さん。彼女を

専属にするなんて・・。」

「別にいいじゃないか。

度胸のある奴だし。

結構面白そうだから」

「彼女経理希望

だったのに・・・。」

知っていたよそれくらい。

けど何だか俺の

近くに置いてみたかった。

「彼女に秘書は務まる?」

「別に。俺が教育するだけ。」

「兄さんが教育した人間

全て辞めていったじゃないか?

だったら彼女は・・・。」

「お前彼女に惚れたか?」

俺の一言で弟は

黙ってしまった。
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