最後の恋
「どうしたの?

食事会じゃなかったの?」

「俺からのサプライズ。

結婚式を挙げよう。」

「いいの?」

「当たり前。誠一郎に

頼んでおいたんだ。」

「卓郎さん・・・。」

とひろ子の目には

涙が溢れていた。

俺の腕を持って

バージンロードを

歩いて。

そして俺たちは

誓いのキスをした。
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