最後の恋
「お前今から帰るのか?」

「はい。そうですが?」

「じゃあ一緒に飯でも

食いに行こう。」と

私の腕を持って

歩き始めた。

「副社長。いいのですか?

見つかったら社長の

お父様に・・・。」

「お前には関係ない。

それにお前は俺の

恋人でも彼女でも

何でもない。

オヤジに言ってもいいぞ。

別に何も起こらない。」

「しかし、噂が立って」

「俺はお前となら嫌だけど

彼女とならいいよ。」と

私の腕を持って

エレベーターに乗った。
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