最後の恋
「いらしゃいませ。」と

私たちを席に案内を

して、メニューを見ても

サッパリ分からない。

「いつものコース。」と

副社長が言って

「お前らこんな所

入ったことあるか?」

「ないです・・・。」

「そうだろうな。

メニューを見ても

分からない顔を

していたぞ。」

無理もない。全て

フランス語で書かれて

いたのです。

「俺の事普段は

卓郎でいいよ。

俺もひろ子って呼ぶから。」

「無理です!!副社長!!」

「頭が固いな。」

「いいじゃないですか?

私副社長の秘書です。」

「秘書なら秘書らしく

親密な関係は?」

「結構です!!

私帰ります。」と

言ったらいきなり

私のお腹がなって

大笑いされた。
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