最後の恋
「お腹すいているん

だろう。昼食べて

いなかったんだろう。」

「何故それを・・」

「知っていたよ。森に

いじめられている事を

お前は俺に頼ってくると

思っていたが、お前は

我慢していたんだな。」

その言葉に私は

涙を浮かべてしまった。

ずっといじめられていた

事すら誰にも言えず

我慢をしていたのです。

「だから俺が我慢できず

口を出してしまった。」

「ありがとうございます。」

というと副社長は照れていた。

「初めてだよ。女に

ありがとうと言われた事

なかったからな。」と

食事が運ばれてきて

一緒に食べた。
< 22 / 113 >

この作品をシェア

pagetop