最後の恋
俺が帰ってきてから

ひろ子の様子がおかしいと

思っていたらそうだったのか。

俺は誠一郎に嫉妬した。

それはひろ子を呼び出した。

「副社長なんでしょうか?」と

ひろ子が入ってきて

鍵を掛けた。

「誠一郎と食事に

行ったらしいな?」

「は・・・い。」

「告白されてキスした

そうじゃないか?

本当なのか?」

ひろ子は何も言わない。

「誠一郎が俺に言ってきた。

お前のことが好きだと。

お前はどう思う?」

と俺は彼女を見ていた。
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