最後の恋
「お前どうしてここに?」

「私は秘書であり、

婚約者です。だから

あなたの行動を見ています。」

「後を着いてきた訳か。

恐ろしいな。お前は。」

「どうせ彼女死ぬのでしょう。

卓郎さん、あなたには

会社がありますので

戻ってもらいます。」

「お前の指図なんて

受けるつもりもない。

これから先ずっと!!」

「何で私に向いて

もらえないの?

私はこんなにあなたを

愛しています!!」

「どうせ俺の肩書きに

惚れただけだろう。

それか俺の家か?

だったら親父か誠一郎と

結婚しろよ。」と

すると手術室から

彼女が出てきた。
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