milk-ミルク-
そのあと、ノックを受け、素振り、トス練習を次々にこなし、今日の部活は終わった。
部室に戻り、制服に着替え、鞄を持って
さあ、帰宅っっ!!!!
「渉ー♪帰りましょー」
ドスッと鈍い音がして、颯人が俺の頭にスポーツバックを乗せた。
「ちくしょう……」
そんな言葉は頭上の颯人には聞こえてなどいない。
「渉、なんか飲まねえ?
俺のど乾いたー」
自販機に向かって歩き出した颯人を、俺は追いかけた。
「颯人、おごれ」
「いいよー」
(心広っっ!!)
つくづくいい奴なんだけどなあ…
「渉、牛乳?牛乳?それとも牛乳?」
「選択肢は3つか…」
「うん♪」
「じゃあ2番目の牛乳で!!」
「はい!!」
「ちょっと待てっ!!
ノリツッコミ……なのに……」
部室に戻り、制服に着替え、鞄を持って
さあ、帰宅っっ!!!!
「渉ー♪帰りましょー」
ドスッと鈍い音がして、颯人が俺の頭にスポーツバックを乗せた。
「ちくしょう……」
そんな言葉は頭上の颯人には聞こえてなどいない。
「渉、なんか飲まねえ?
俺のど乾いたー」
自販機に向かって歩き出した颯人を、俺は追いかけた。
「颯人、おごれ」
「いいよー」
(心広っっ!!)
つくづくいい奴なんだけどなあ…
「渉、牛乳?牛乳?それとも牛乳?」
「選択肢は3つか…」
「うん♪」
「じゃあ2番目の牛乳で!!」
「はい!!」
「ちょっと待てっ!!
ノリツッコミ……なのに……」