milk-ミルク-



「なんか酷くない?!」


みんな颯人を軽く無視、しかし颯人の持つ、新品のパンツをみんなの目は捕らえていた。




「中井、お前……趣味疑いますよ」


「えっ?」


屋橋はパンツを指差した。


実はパンツの柄、





「……おっさん…」


小さなおっさんがパンツ全体で踊っている。

なんかおっさんに恵まれているような……




全部数えると、20人くらいか?



全て違う格好をしている。


しゃがみ込んだおっさん、
万歳したおっさん、
飛び跳ねるおっさん、
ピースしたおっさん……
< 299 / 387 >

この作品をシェア

pagetop