milk-ミルク-


「いったい………」


「…大丈夫か?」


やはり転けたか……

心配しながら日和の声のする方に近付く。



蒸し暑い部室。停電。



「渉真、どこ?」


「……ここ…ってうわっ」


ゆっくり近寄ったが、何かが足に当たり、


ずっこけた。




そのまま前のめりに。


倒れたが…………
< 304 / 387 >

この作品をシェア

pagetop