milk-ミルク-



一旦お互いに離れて、少し気まずい雰囲気。


颯人めぇぇえええ……




どーしたらいいのか分からず、頭を乱暴にガシガシと掻いて


その時だった。



ポンと、肩に日和の頭が優しく乗った。


それにびっくりして、俺はピクリと。




「……日和?」


「…ふふっ…」


「何笑ってんだよ…」


「なんか新鮮だね」


「……うん」




日和は分かってんのか?



俺の家で俺の部屋で

俺は男ということ。
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