milk-ミルク-







――ドーン……



大きな音と共に、華やかな花が咲く。





「キレーっ……」


花火の光で、日和の顔が光る。




隣りには、颯人と磯比奈が……








「あれ?……いねぇ」



いなかった。


まあいいや、アイツ等の気の遣い方だろう。




真っ暗の軽音楽部の部室。

そこに差し込む花火の光。
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