永遠の愛を教えて。
あたしが玄関先で立ったままでいると
近づいてきて
手の平を握りしめ
何人座れるんだろう?と思うほど、長い白い皮のソファーまで連れて行くと
「ほら、座って待っていてよ」と
あたしの肩をポンと押してソファーに座らせた。
そして
あたしが座ると
「テレビでも観て待っててよ」とテレビをつけると
広いキッチンに向かい
冷蔵庫を開けて
中に入っている材料を幾つか取り出し
手際よく
料理を作り始めた。