永遠の愛を教えて。
「小夜子が本当のあたし?」
「そう。小夜子が本当の君。」
そう言いながら
慣れた手つきでキャベツをザクザクと切っていく神川さん。
「どうして?小夜子が本当のあたしなの?あたしの事…まだ、何も知らないじゃない…
まだ、2回しか会った事がないのに…
どうして、そう思うのよ?」
「それは…」
「それは?なんですか?」
「それは…1度、君を抱いたから。かな。」
そう、ドキンとするぐらいの笑顔で言われた…。