永遠の愛を教えて。
「気持ちいいぃ~」
なんて、肩まで伸びた髪を風になびかせていたら
「あそこの女、1人だぜ、振られでもしたのかもな」
なんていう声が聞こえてきた…
それって…もしかして…あたしの事よね…
「やめなよ、可哀想でしょう」
『可哀想』
そこの彼女…
一応、気を使って言ってくれたのよね…?
けど…『可哀想』って言葉…
一番、今 言われたくなかったな…
なんだか…無性に虚しさが込み上げてきた…。