永遠の愛を教えて。

「お帰り、慎治。
元気だった?」

真由美が、艶やかな潤んだ瞳で話しかけてきた。


俺は、顔色1つ変えずに


「お義姉さん、お久しぶりです。」

と言った。



俺にとって


真由美は、もう、ただの義理の姉だ。




だけど……ここには来るなよ……



あの日の事を



思い出すじゃないか…




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