永遠の愛を教えて。
理想と現実
┗美輝side
暫くして、落ち着いたあたしは
改めて、慎治のバースデーパーティーをしようとキッチンに向かった。
って言っても、冷蔵庫の中、卵に…ベーコンに…あとは、牛乳とバター
パーティーで出せるような食材は何もなかった。
どうしよう…。
冷蔵庫の前で頭を抱え込んでいたら
「料理なんて、何もいらないよー…美輝さえ隣りにいてくれたら、それでいい」
そう言って、慎治が後ろから抱きしめたー…。