永遠の愛を教えて。
「キミという人間はー…本当に、変わった女だー…
女が恥ずかしくもなくよくそんな言葉を次から次へと言える事ができるな?」
「恥ずかしいに決まっているじゃないですか。しかも社長の前で。
けど、今は、恥ずかしがってる時じゃないから、勇気出して言っているんですよ。
こんなの、慎治に聞かれたら、余計に恥ずかしくてー…想像しただけで倒れてしまいそうですよ。」
「そうなのか?」
「当たり前です。恥ずかしすぎて、耐えられません。」
「さっきから聞いているようだが…」
と、社長が後ろを指差した。
「えっ!?」パッと振り返ると、そこには、ニカッと微笑む慎治がいた。