永遠の愛を教えて。
夢と現実
目が覚めたら…
隣りで眠る聖夜の寝顔…
マジマジと顔を見つめた…
あたし…
この人と…
なんだか…夢みたい…
睫…長いんだね…
髪をそうっと撫でてみた
サラ…って綺麗な黒髪
筋が通った鼻…
薄い唇…
「うっ……ん・・・あ、おはよう……」
ドキン…
「お、おはよう…」
「よく眠れた?」
「はい。違う!えぇ~」
まずい…いつものあたしに戻っていた。
『小夜子』のキャラなら、もっと色っぽくしなきゃね…。
「夕べ…凄く良かったわ…」
なんて、今まで言った事のない言葉。