永遠の愛を教えて。

「へぇ~そんな言い方もするんだ…いいねぇ~。俺、そんな君も好きだよ…小夜子」


「えっ…」



一瞬で、持っていかれそうになった心を引き戻して



「ふざけないで下さい。」


握られたままになっていた


右手を振りほどき


「あの夜の事は、一夜限りだって、お互い納得したじゃないですか?

それに、あたしの名前は小夜子じゃなくて、星野…星野美輝です!


もう、小夜子なんて呼ばないでください!」


思わず声を荒上げてしまった自分に驚きながら


ソファーから立ち上がり


ドアへ向かおうとした時



「待てって!そう怒るなよ、小夜子」


「だから、小夜子じゃな……ぅ……」


イキナリ腕を掴まれ
唇…重ねられた…




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