永遠の愛を教えて。
ガッ!
勢いよく、少し尖ったヒールの踵で、神川さんの高そうな靴を踏んだ!
「イッテェーーー!」
神川さんの、キレイな顔がみるみるうちに痛みで悶える顔に変わり、腕の力が弱まった!
この隙に、神川さんを突き飛ばし、一気に離れた!
「なにするんだよ!?」
「神川さんがイキナリ変な事するからいけないんじゃないですか!」
ハァ…ハァ…
心臓バクバク言い過ぎて…苦しい…
「だからって、足踏まなくてもいいじゃないか!」
「離してくれない神川さんが悪いんです!」
「な…なんだとうぉ~」
う…怒らせた?…