NAO



 「本当…綺麗だね…」



 あたしは夕日に見とれながら呟いたー…。



 「…愛…」



 ふいに、呼ばれた名前。


 隣にいるナオから呼ばれて振り向いたー…。


 “チュッ”と小さく音がなるとあたしの唇に…柔らかいモノがーー。


 何が起きたのか分からないーー…。


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