悪魔で天使王子
第三変化 俺様って何様?の巻
『俺様に何してくれてんだよ。』
また変わった。
しかもなんかややこしそう。
「すいません。
けど会長が勝手にこけたんですよ。」
『会長じゃなく会長様と呼べ。』
「嫌ですよ。」
『俺様に逆らうのか?
いい度胸だがその強がりも何処まで続くか。』
げっ。
何か企んでるな。
「では強がりが続いてるうちに私は帰ります。」
『逃げるのか?』
「逃げます。」
私がドアに向かって歩き出したとき
『俺様に逆らって逃げる事は出来ない。』
そして左手を摑まれた。
『待てよ。
俺様がお前を調教してやる。』
人をライオン扱いするなっ。
「結構です。」
『お前の意思なんか聞いてない。
俺様の宣言だよ。』