悪魔で天使王子
『ブラ丸見え。』
会長はにかって笑いながら言った。
私は一気に赤くなって布団に潜った。
さっきボタン外されたの忘れてた。
『隠す事無いよ。
可愛いよ。』
「会長のどエロ。
近寄らないでよ。」
『彼氏に向かってそれは酷いな。』
そろそろ元の会長に戻って欲しいよ。
確か・・・
頭を打ったら性格が変わってたような・・・。
一回やってみよー。
「会長目瞑ってください。」
会長は素直に目を瞑った。
そして会長の顔を両手で押さえた。
『キスでもしてくれるのかな?』
ごめんね会長。
必殺菫頭突き。
ガンっ
『いいったい。』
性格変わった?
『痛いよ。菫ちゃん久しぶり。』
「あっ、いい子ちゃん会長。」
『お疲れ様。
疲れたでしょ。
いつもは二重人格なのにね。
今日は何かいっぱい人格が溢れ出して来て変だな。
もしかしてあれが近づいてきてるかも・・・。』