悪魔で天使王子
気付いたら
明日から学校が始まる。
けど宿題出来てないよぉ。
だから今必死で頑張ってます。
宿題教えてくれるって言ったのに・・・。
千尋恨むぞぉぉ。
ピンポーン
忙しいのに。
「はい。」
「菫ここ開けてーー。」
ドンドンドン
「千尋?」
カチャ
「ありがと。」
「千尋ちょうどよかった
宿題のこと。」
「菫、早く来て。」
ドタドタ
「ちょっと千尋?
なんで勝手に人の部屋入って・・・。
ちょっとー。」
「これも駄目あれも駄目。
菫、勝負服持ってないの。」
「人のクローゼット開けといて
何言ってんの。」
「仕方ない。あの手でいくか。」
「あの手って?」
「ジャジャーーン。
可愛いでしょ。
菫に似合いそうだと思ったから持ってきた。」
「そんな悪いよ。
って今言いたいのは
そんな事じゃなくて
千尋何する気?」
「まぁまぁ
もうちょっと待って。」
シャキーーン
「メイクアップの天才千尋様参上。」
「ええぇぇぇぇぇ。」