悪魔で天使王子
「千尋。今日は朝から疲れた。」

「お疲れ様。哲くんとはどう?」

「えっ。うん。普通だよ。」

「おもんない。なんか進展あると思ったのに。」

「ないよ。そんなすぐに。」

「ふーん。」


全校生徒に連絡です。

今すぐ体育館に行きなさい。

「千尋行こ。」


体育館狭いし嫌。

ギュウギュウ詰めにされるんだもん。


校長の話長いし

頭くらくらしてきた。


「やっと終わったよぉ。」

立った瞬間立ちくらみがした。


『大丈夫か?』

「か、かいちょう。大丈夫です。

大丈夫じゃないかも。」


バタっ。


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