そらいろ◇すくーるらいふ





ぐぅ〜

今は5時間目

案の定お腹が鳴ってしまいました…

けど皆気付いた素振り見せないし

もしかして気付かれなかった?

そうだったらいいな〜

ん?

佑綺が前を見たまま紙切れをこっちに差し出している

手紙かな?

そこに書いてあったのは…


"今お腹鳴ったっしょー?
聞こえてたよ♪"


まじで!?

あー 何か佑綺には敵わないな…

―キーンコーンカーンコーン―

よしっ 休み時間!

持ってきたお菓子を食べようと鞄を漁ってたら佑綺が話しかけてきた


「気付かれなかったって思った?」

「…少しね」

「何その少しって!よく分かんないよ?」

てか…

「元はと言えば佑綺があんなに質問攻めするからじゃーんっ」

「だって転校生でしょ!?
知らない事いっぱいあるんだもん
当たり前でしょっ♪」

あー そうだ

お菓子早く食べなきゃ

「あっ それ美味しいよねぇ」

「うん よく食べるんだ〜
って話してる場合じゃなーい!」

「あはは 頑張れ 後二分だよ」

そう言って佑綺は次の授業の支度を始めた










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