恋夢

「いただきま〜す!!!」


サンドイッチを食べいると


「綾子は翔とどうなの?」


里咲がニヤけながら私に
聞いてくる。


「どう?って..何が?」


「進展あった?」



今度は遥香が興味深々に
私に聞いてきた。


進展か...。


「ないない。普通に
いつものままだよ〜」


そう。いつものまま。
翔の目に私が映ってない
こと位知ってるんだよ?


「え〜!!でも今日も仲良く
しゃべってたじゃん?」


「まあ.幼なじみだからね。」


幼なじみ。

翔と私の関係はそれだけ。
きっとこの先も幼なじみ
のままなんだろうな..。


「翔に告白しないの?」


里咲が聞いてきた。


「どうだろ。分かんない。
それに翔も私のことなんて
幼なじみにしか思ってないと
思うしね。」


自分で言って辛くなった。


「綾子〜!!落ち込まないでよ。
好きなんだっら.ちゃんと
告白しないと.他の誰かに
とられちゃうよ〜?」


「それだけは嫌!!」


「だったら頑張って
気持ち伝えなきゃね!!」


そういって励ましてくれる
里咲と遥香には本当に
いつも感謝してるんだ。



そんな話をして
時計を見るともう7時。
今日は翔が家に来てるから
そろそろ帰らないと。


そう思って里咲と遥香と
別れ.急いで家に帰った。


翔が私の家にいる。

それだけで嬉しくて。




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