キミに出会えて
次の日、授業では体育がありクラスのみんなとテニスをした。

普段体を動かしていない俺にとっては、この後に来る筋肉痛が待ってるとも知らず。

かなりハッスルしてしまった俺は、午後の授業で廃人になっていたのは言うまでもない。
なんとか乗り切り、荒巻と恒例の帰り際の挨拶をした後、アパートに帰ると

「またきたよ。」

今度は帰ってきたと同時に、昨日の番号から電話があった。

「あ、もしもし○○君?」

昨日と同じ声。

「あのぉ~~~。」

自分から言うと向こうも気付いたのか、

「あれ?また間違えたのかな?...........ごめんなさい!!!」
と言うとまた切られてしまった。
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