【幼なじみの恋愛事情】
「ねえ、翔は大学どこ書く?」
久し振りに俺の家に、夕飯を食べに来たみーが俺の部屋でごろごろしながら問いかけてきた。
「六大ならどこでも。せめて、W大は行きたいかな」
「私もそうしようかな。でも、あと偏差値がちょっと足りないかな」
「でも、あと少しじゃん。この前の模試もみーにしちゃいい結果だと思うけど」
「何、その上から目線。いいもん、絶対次の模試翔より良い点取って見せるもん」
みーは、頬を膨らませながら言った。
こういう顔、俺好きなんだよな。
どんな発言だよって自分で思うけど。
「はいはい、頑張りなさい」
「だから、なん……」
――――プルルルル
「ごめん……まーくんからだ」
みーは、俺の目の前で電話に出た。
「もしもし?」
みーの会話がとても気になった。
俺は、聞いてないふりをして携帯をいじっていた。
だが、みーの会話がどうしても気になって耳を立てていた。
「うん、わかった。じゃあ、明日ね。バイバイ」
15分電話してたぞ。
しかも、人の家で。
「あのさ、人の家で彼氏と15分電話するのやめてくれない?」
あっ、やべ。
【彼氏】って言ってしまった。
俺は、絶対にみーの前で【彼氏】というキーワードは出さないようにしている。
何か、お互い引っかかるというか
心に何か刺さるようなものを感じるからだ。
それを気にしないで、笑顔でみーは答えた。
「いいじゃん、翔の家なんだし♪」
みーは、そのあとも人のベットの上でごろごろサッカー雑誌を読んでいた。
俺の家にいると安心するんだろうな。
幼いころから両親が忙しい、みーはよく俺の家に泊まりに来ていた。
だから、俺の家は第2の家みたいな感じらしい。
まあ、そっちの方が俺的にはうれしいが。
久し振りに俺の家に、夕飯を食べに来たみーが俺の部屋でごろごろしながら問いかけてきた。
「六大ならどこでも。せめて、W大は行きたいかな」
「私もそうしようかな。でも、あと偏差値がちょっと足りないかな」
「でも、あと少しじゃん。この前の模試もみーにしちゃいい結果だと思うけど」
「何、その上から目線。いいもん、絶対次の模試翔より良い点取って見せるもん」
みーは、頬を膨らませながら言った。
こういう顔、俺好きなんだよな。
どんな発言だよって自分で思うけど。
「はいはい、頑張りなさい」
「だから、なん……」
――――プルルルル
「ごめん……まーくんからだ」
みーは、俺の目の前で電話に出た。
「もしもし?」
みーの会話がとても気になった。
俺は、聞いてないふりをして携帯をいじっていた。
だが、みーの会話がどうしても気になって耳を立てていた。
「うん、わかった。じゃあ、明日ね。バイバイ」
15分電話してたぞ。
しかも、人の家で。
「あのさ、人の家で彼氏と15分電話するのやめてくれない?」
あっ、やべ。
【彼氏】って言ってしまった。
俺は、絶対にみーの前で【彼氏】というキーワードは出さないようにしている。
何か、お互い引っかかるというか
心に何か刺さるようなものを感じるからだ。
それを気にしないで、笑顔でみーは答えた。
「いいじゃん、翔の家なんだし♪」
みーは、そのあとも人のベットの上でごろごろサッカー雑誌を読んでいた。
俺の家にいると安心するんだろうな。
幼いころから両親が忙しい、みーはよく俺の家に泊まりに来ていた。
だから、俺の家は第2の家みたいな感じらしい。
まあ、そっちの方が俺的にはうれしいが。